四十肩・五十肩…
院長も、腕が上がらなくなりました
「服を着るときに肩が痛い」「腕が、水平より少し上までしか上がらない」——実はこれ、院長である私(亀井)自身が経験したことです。ある時期から肩がうまく動かなくなり、日常のちょっとした動作にずいぶん苦労しました。
ここでは、四十肩・五十肩について、私自身が当事者として感じたことをまじえながら、神経整体ねこの手の考え方をやさしくお話しします。いま同じように肩で悩んでいる方に、少しでも寄り添えたらと思います。
「四十肩」と気づくまで、時間がかかりました
最初は、正直「これが四十肩だ」とはすぐに分かりませんでした。なんとなく肩が上がりにくいな、痛いな、という程度から始まって、これが四十肩なのだと思い至るまでに、しばらく時間がかかったのを覚えています。
そもそも「四十肩」「五十肩」という呼び方がありますが、これは呼び方が違うだけで、年齢そのものが原因を決めるわけではありません。40代だから四十肩、50代だから五十肩、と厳密に分かれているわけではなく、幅広い年代で起こりうるものです。「まだその年じゃないから」と決めつけず、肩の違和感に気づいたら早めに気にかけていただきたいと思います。
こんなことに、地味に困りました
いざ肩が上がらなくなると、当たり前だった動作が急に難しくなります。私がとくに困ったのは、次のようなことでした。
- 腕が上がらず、服(とくに上着)を着るのがつらい
- 髪を洗うとき、片方の手しか使えず片手シャンプーになる
- 腕が、水平から少し上あたりまでしか上がらない
どれも、他の人から見れば小さなことかもしれません。けれど毎日のことなので、「またか…」と気持ちがすり減っていくのを感じました。同じ経験のある方なら、うなずいていただけるのではないでしょうか。
2〜3年、少しずつ動かなくなっていきました
私の場合、気になり始めてから落ち着くまで、およそ2〜3年ほどつきあうことになりました。しかも最初のうちは、だんだんと上がらなくなっていく感覚がありました。「そのうち治るだろう」と構えているうちに、じわじわ可動域が狭くなっていったのです。
正直に言うと、「この年で、こんなことになるのか」というショックもありました。当時の私は、いまのように身体を扱う仕事をしているわけでもなく、どう向き合えばいいのか分からず、ただただ戸惑っていたのを覚えています。
なってみて分かったこと
当事者になって、いくつか身をもって感じたことがあります。
ひとつは、動かさないでいると、可動域がどんどん減っていったように感じたこと。痛いからと肩を使わずにいると、余計に動かしにくくなっていく感覚がありました。とはいえ、痛む時期に無理やり動かすのも良いことばかりではありません。動かしすぎても、動かさなさすぎても難しい——だからこそ、その時々の状態に合った向き合い方が大切だと感じました。ここは自己判断が難しいところなので、専門家に相談していただくのが安心です。
もうひとつは、かばっているうちに、反対側の腕や背中に、疲れだけでなく痛みまで出てきたこと。片方の肩が動かないと、無意識にもう片方や背中でカバーしてしまい、そちらに負担がたまって、疲労やこり、痛みとなってあらわれてきました。身体はつながっていて、一か所の不調が別の場所に波及するのだと実感しました。
神経整体としての、向き合い方
私自身は、無理のない範囲で少しずつ身体を動かし、こわばりをやわらげていくなかで、時間はかかりましたが、以前より楽に感じられるようになっていきました。身体を整えることの大切さを、当事者として実感した経験です。そしてこの経験は、いまこうして施術の仕事をするなかで、肩で悩む方の気持ちを想像する支えになっています。(感じ方には個人差があります)
当院では、強く押したり、ボキボキ鳴らしたりはしません。身体は強い刺激を受けると、身を守ろうとしてかえって力が入ってしまうことがあるためです。肩そのものだけでなく、かばって力んだ首・背中・反対側もふくめて、全体のこわばりや動きに目を向けたやさしい施術で、リラックスしやすい状態づくりをお手伝いします。
そして、四十肩・五十肩と呼ばれる状態でも、その背景は人によって違います。だからこそ、早めにご自身の状態と向き合い、その方に合った対処をしていくことが大切だと、身をもって感じています。
いま、肩で悩んでいる方へ
肩が上がらない毎日は、思っている以上に気持ちを消耗します。「年のせいだから」とあきらめてしまう前に、いちど今の状態を確かめてみてください。私自身が経験したからこそ、そのつらさも、もどかしさも、少しは分かるつもりです。お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 四十肩・五十肩でも相談できますか?
A. はい、肩の動かしにくさや、かばうことで生じた首・背中の張りのご相談を歓迎しています。院長自身も経験しているお悩みです。まずはお気軽にご相談ください。
Q. どのくらいで変化を感じられますか?
A. 肩の状態やその背景は人によってさまざまで、感じ方にも個人差があります。焦らず、今の状態に合わせて、無理のない範囲で一緒に向き合っていきます。
Q. 自分でできることはありますか?
A. 痛みの強い時期の無理な運動はおすすめできません。動かし方や加減は状態によって変わるため、自己判断せず、まずはご相談・医療機関へのご相談をおすすめします。
まとめ
四十肩・五十肩は、呼び方こそ違え、幅広い年代で起こりうるものです。私自身、服を着るのもシャンプーも片手になり、2〜3年つきあいました。動かさなすぎても動かしすぎても難しく、背景は人それぞれ。だからこそ、早めに状態と向き合うことが手がかりになります。気になる方は、お気軽にご相談ください。
